ご縁があって、先日鹿児島県表具内装組合連合会様講習会で講師をつとめました。表具のお仕事には茶道や華道とのかかわりが深く、心得があることは大切なこととかなり前からお話をいただき、1年半ほど前には日程が決まっていた講習会。お正月明けは比較的お時間に余裕がある時期なのだそうです。
新型コロナウイルス感染防止対策に万全を期しての実施となり、参加いただけるものか心配していましたが、おかげさまで皆さんと楽しく「お茶会でのお茶のいただき方」「いけばなの見方・考え方」学ぶ一日となりました。
当日は鹿児島には珍しい雪となり、定期的に換気も必要な中で寒さが非常に心配されましたが、会員の皆様がストーブや電気カーペットなど準備を整えてくださり、多くのお力をいただいて予定通りに進行することができました。お心づかい本当に有難うございました。
お茶のお話は裏千家の先生へお願いして(私もちょこっとお手伝いさせていただき(;・∀・))、2班に分かれてお茶とお花を体験していただきました。質問もたくさんいただいてにぎやか和やかな講習会でした!
上の写真は、出来上がった皆さんの作品を集めて置いていただいたところ。同じ花材なので全体で一つの作品のようになるのがおもしろいはずと思ったからなのですが、皆さんの集まった力・・・結集力のようなものが感じられ、和気あいあいと過ごされた一日を表すようでもあり私もうれしくなりました。
皆さん個性的で素敵な花が入りました♪
職業訓練センターの表具技術の教室での開催、写真撮影は屏風の前で!きれいな背景があるとお花がさらに映えます。
皆さんそれぞれ「ここを見せたい」というところ、注目されているところが伝わる作品でした。決断力のある方が多く、パパっと仕上げていかれる様子も印象的でした。
あ、チューリップの注意事項「後で首が伸びます」「明後日の方向へ向きます」と言うのを忘れていました。。。驚いた方もいらっしゃるのでは???ご注意ください!