師走も既に3分の2を過ぎていこうとしています。今年は何をしたという実感も乏しいまま、あっという間に過ぎ去っていこうとしています。街中を歩くことも少なく、クリスマスの訪れもどこか遠く感じます。
そんな中、先週のお稽古花材はクリスマスイメージで赤いグロリオサに白シダ(乾燥脱色)をあわせました。いけばなではもちろんお花そのものの季節も大切に考えますが、季節の行事にあわせて花を選んで生ける楽しみもあります。
写真は毎週生け込みに伺う鹿児島信用金庫様の今週のお花、花屋さんの組んだ花材を生けますが、枝ものはヒイラギでクリスマスのイメージが上がります。白シダと真っ赤なヒペリカムで仕上げてみました。