お花を生けるとき、花を留めるのに何を用いるかは大事なことのひとつ。いけばなでは「剣山」を使うと思われる方が多いと思いますが、時にはオアシス(生花用スポンジ)、針金等いろいろ工夫します。口の小さな器は意外に花留め無しでうまくいくこともありますが、細い花材を使うときは留まらすに困ります。 今回は黒い"ストロー"を束ねて花留めに。実は伝統ある花留めワザで、現代素材=ストローに替えて行うもの。その昔は"こみわら"と言って藁を束ねて使ったそうです。先人の知恵に思いを馳せながら。 共有:TwitterFacebook 関連